「50代から投資なんて、もう遅いですよね?」
これまで、何度もこの言葉を聞いた覚えがあります。
老後資金、年金への不安、物価の上昇。
ニュースやSNSを見れば見るほど、
「何かしなきゃいけない気はするけど、失敗したら怖い」
そんな気持ちが強くなる人も多いと思います。
私はこの4~5年前から投資を始めましたが、
それは決して一攫千金を狙うわけではなく、
地道に日々の暮らしの助けになるための投資です。
今日は、
投資を“儲け話”としてではなく、
暮らしと心を守るための手段として考える
そんな視点から、50代・60代の投資について正直にお話しします。
結論から言います。50代・60代からでも「間に合います」
ただし、条件があります。
それは
ギャンブラーにならないこと。
50代、60代からの投資は、
・一発逆転
・短期間で大儲け
・刺激的な成功体験
を目指すものではありません。
むしろ逆です。
人生を壊さないために、
少しずつ整えていくための投資。
この前提に立てるなら、50代からでも60代からでも十分に間に合います。
投資が怖くなるのは、知識不足より「不安」が原因
投資が続かない人の多くは、
知識が足りないからというよりも、
不安に振り回されてしまう からです。
・下がると怖くなる
・上がると欲が出る
・他人の成功談を見て焦る
・損をすると自分を責める
これは誰にでも起こります。
そして50代、60代は、
「失敗したら取り返しがつかない」という意識が強い分、
若い世代より不安が大きくなりやすい。
だからこそ、
テクニックより先に必要なのは
不安との付き合い方 です。
お金は、卑しくもなる。でも生活の根本でもある
お金の話をすると、
どこかいやらしい空気になることがあります。
でも正直に言えば、
お金は生活の根本 です。
家賃、食費、医療、家族。
お金の不安が強いと、
人は視野が狭くなり、心に余裕を失います。
逆に、
少しでもお金の不安が和らぐと、
・考え方に余裕が生まれる
・人の話を落ち着いて聞ける
・人に優しくできる
これはきれいごとではなく、
多くの人が実感していることだと思います。
だから私は、
投資を「お金を敵にしないための学び」
だと考えています。
50代、60代が取るべき「投資との距離感」
50代、60代の投資で一番大切なのは、
距離感 です。
・生活費を賭けない
・全財産を突っ込まない
・分からないものに手を出さない
・勝とうとし過ぎない
そして、
心が壊れない範囲で続けること。
これは、
ちょっと唐突ですが、森と付き合うときや、
人を育てるときと同じだと感じています。
私は昔、森を育てる仕事していましたが、自然も、人も、お金も、
無理にコントロールしようとすると壊れるように思います。
投資は「身を守るための手段」
今や投資は、
一部の人の特別なものではありません。
貯金だけでは価値が目減りするインフレの時代に、
何もしないことは、実はリスク になっています。
だから私は、投資をこう捉えています。
投資は、人生を派手に変えるためのものではなく、
人生を壊さないための手段。
ギャンブルではなく、
誠実に学び、
少しずつ理解し、
暮らしを整えていく。
それだけでいい。
50代、60代から始めるなら、これだけは意識してほしい
最後に、50代、60代から投資を考える人に、
どうしても伝えたいことがあります。
・早く結果を出そうとしない
・他人と比べない
・分かる範囲から始める
・不安を感じたら立ち止まる
・分からないことは信頼できる誰かに聞く
特に初めのうちは証券会社選びや売買方法など、信頼できる人に尋ねるのが良いと思います。
そして投資は、
「強い人が勝つ世界」ではなく、
自分をコントロールできる人が続けられる世界 です。
おわりに
50代、60代からの投資は、
若い頃の投資とは意味が違います。
それは、
欲を満たすためのものではなく、
生き方を支える裏方 のような存在。
少しの安心が、
考え方を深くし、
人への優しさを育ててくれる。
そんな投資との付き合い方があっても、
いいのではないでしょうか。
「まだ間に合いますか?」
その問いに対する私の答えは、こうです。
間に合います。
ただし、誠実に向き合うなら・・・

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